~落書き帳「○△□」~
落書き「310~312」の続きです。振り返ると、「312」では輪ゴムを紐に換えましたが、
そこでの掛け方だと紐の長さは一定。となれば、輪ゴムに戻して、掛けた位置を連続的にずらしても安定している(伸び縮みせず、元に戻ろうとする力が働かない)ということです。
では、立体の小箱ではどうでしょうか。
小箱の形を図のような正三角柱とします(そう思ってください)。
「310」のきっかけになった、「紙製の正三角形の束に輪ゴムを掛ける」に戻ったわけです。
実験してみたところ、図8の左側のようになりました。
輪ゴムが底面で交差していますが、輪ゴムの位置をずらすと、各側面の中心で交差するように調整することが無理なくできるのです(図8の右側)。
【翁の呟き】右の図だと正三角形の二面には合同な六角形が出来る。では、これが正六角形になるような箱を作ってみるとするか。