~落書き帳「○△□」~
落書き帳「183」に登場した大工さんが、再び現れました。それも、新作を携えて!
まずは、左側の写真をご覧ください。木の箱に入った20個の木製立方体、と思って隙間に爪を入れて取り出そうとしたら、ぱかりと斜めにはずれて、出てきたのは「陽馬」ではありませんか。
さらに驚いたのは、右側の写真にある作品です。正四面体を正三角形上に隙間なく並べ、しかもそれらを正三角形の木箱に納めたものでした。
落書き「159.麻の葉はダイヤの輝き」に載せた写真を参考にしていただいたのかどうか。それにしても、36個の正四面体を納める木箱まで作ってしまうとは。
さすが職人気質!と感服いたしました。
ところで、この並べ方だと何段になっても正四面体の総数は「平方数」。大工さんの作品の場合は、6段だから 6²。この事実にも大工さんは気付いていたのだろうなあ、と想像したら楽しくなりました。