~落書き帳「○△□」~
対角線の長さの比が黄金比の菱形面を持つ、等面菱形六面体。これを黄金菱面体と呼ぶことにします。
2種類(acute,obtuse)の黄金菱面体(写真左と中央)を2個ずつ作ってくっつけてみたら、一つの凸多面体ができました。その形を見ながら紙の帯を作り、それらを編んで作ったのが写真右の「菱形十二面体(第2種)」です。これを黄金菱形十二面体と呼びましょう。
黄金菱形十二面体を写真のようにテーブルの上に置いて真上から見ると、平面図が下図左のような「平行六辺形」をしています。
また、それを手前から見た正面図は中央の平行六辺形、左右から見た側面図は右に描いた「黄金長方形」です。
これらを「白銀菱形十二面体」(先頭の写真)の正投影図と比較してみましょう。
最後の側面図が正方形の「田の字」をなしているのが特徴的ですね。
それぞれの魅力を持つ黄金菱形十二面体と白銀菱形十二面体。上面の菱形だけを開けた形の「ぐい飲み」を作ってみたくなりました。